スウェーデン方式の
科学的根拠に基づいた歯周病治療。
一本でも多くの歯を残す治療を
実現させています。
精密CT分析+骨再生療法も実施。
スウェーデン方式の
科学的根拠に基づいた歯周病治療。
一本でも多くの歯を残す治療を
実現させています。
精密CT分析+骨再生療法も実施。
当院の歯周病治療の特徴をご紹介いたします。
当院では歯科先進国のスウェーデンが実施している歯周病プログラム(スウェーデン方式)を取り入れています。
今や歯科医療も進歩し、「歯周病を防ぐためにはどうすればいいのか」「歯周病になってしまった場合どのような処置をすれば改善するのか」などが科学的に実証されており、その通り行えば、歯周病も防げますし、また歯周病も改善します(重度の場合はケースによります)。
具体的には、唾液検査や口腔内検査等により、歯周病の状態、歯質の状態、歯周病へのなりやすさなどのデータを取得し、PMTC(専門の機器を用いたプロによるクリーニング)や殺菌効果のある「フッ素塗布」、TBI(ブラッシング指導)、生活習慣改善を併用した患者様独自のオーダーメイドの歯周病治療プログラムを構築していきます。
「歯周内科治療」のご説明する前に1つ理解していただきたいことがあります。
それは、「歯周病(歯槽膿漏)は感染症である」ということです。
つまり、歯石・歯垢などの汚れを取っても歯周病菌そのものを「除菌」しなければ、またすぐ菌が増えて症状が再発します。
風邪をひいたときは、薬を飲んで原因菌を殺菌することで改善しますよね。
実は歯周病も同じことが言えます。歯周病は歯周病原因菌(歯周病菌・カビ)の働きにより引き起こされます。つまり、その原因となる「菌」を除去することで歯周病は根本的に改善します。悪さをする菌がいなくなるので当然ですよね。
この治療法では、位相差顕微鏡と呼ばれる特殊な顕微鏡を使い、現在の菌の状態(種類、数、活動性)を確認することで、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかが分かります。
この結果をもとに、基本治療そして薬による治療を行っていきます。
下記の画像は歯周内科治療前の細菌状態と、治療後の細菌状態の比較です。
歯周病が進行すると、「歯がグラグラしてくる」と聞いたことがあるかと思います。
これは、歯周病菌が原因で顎の骨がどんどん溶け、歯をしっかり支えられなくなったために起こる症状です。そのままにしていると、ある日突然「ポロッ」と歯が抜け落ちてしまいます。
基本的に一度骨が溶けてしまうと元に戻ることはありません。
ではどうするのか?
ここで歯周組織再生治療が登場します。
要は溶けて減ってしまった骨を再生させ、歯が抜け落ちてしまうことを防止する治療だと思っていただければと思います。
当院では、「エムドゲイン法」という骨再生治療を行っております。
エムドゲイン法を簡単にご説明しますと、エムドゲインゲルという薬を患部に塗ることで、本来備わっている骨の再生能力を発揮させる療法です。
麻酔した上で、治療する部分の歯肉を切開します。
歯石などの感染部分を清掃し、取り除きます。
歯を失った部分にエムドゲインを塗布します。
切開した歯肉部分を縫合します。
この治療法では、エムドゲインゲルという薬剤を使用するため、身体への安全性について患者様からご質問されますが、身体への悪影響はありませんのでご安心ください。
歯周病治療をすると「歯が長くなってしまう」ということを聞いたことがあると思います。
実際、歯が長くなったように見えるのですが、これは「本来の健康な状態に戻った」と言った方が正確です。
歯周病が進行すると歯茎の骨がドンドン溶かされると共に、炎症を起こして歯肉が腫れあがります。
歯茎の骨が溶かされれば当然歯茎もドンドン下に下り歯の根が露出してきて歯が長く見えてしまうのですが、炎症により歯肉が腫れあがりますので、外からは歯が長くなった状態を確認することができません。
しかし、歯周病が改善することで歯肉の炎症が治まり、本来の歯の姿が見えてくることになります。
「お口の健康は取り戻せたけど、見た目はなんとかならないの?」治療を終えたから方良くこのような質問を受けます。
当院では「歯肉移植術(FGG/CTG)」という方法で、この「見た目」改善に取り組んでいます。簡単に説明しますと、上顎の歯茎から歯肉を取ってきて、見た目が悪い部分に移植するという方法です。
上顎の奥歯の内側から移植する歯肉を採取します。
移植する箇所の歯茎を切開し、その中に採集した歯肉を入れます。
歯肉を採取するために切開した歯茎は2週間程度で回復し、移植された歯茎はおよそ1ヶ月程度で傷跡が目立たなくなり、周囲の歯茎と区別がつきにくい自然な状態になります。
歯肉移植術は技術を要しますのでどの医院でも行っている訳ではありません。
「お口の健康」と「美」を追求したい方、是非当院にご相談にいらしてください。
歯周病治療は他の治療と比べ、特に患者様のご協力が必要になる治療になります。
患者様にご協力していただくためには「歯周病に対する理解」と「口腔内の現状理解」が必要です。そのために当院では様々な「情報提供ツール」を活用し、患者様に納得していただけるまで説明を行います。例えば、レントゲン画像やCT等で骨の状態の報告、特殊な顕微鏡を利用し、お口の細菌のチェック、術前術後の状態を写真でお見せする等のことです。
あまり知られていないことですが、歯周病はお口の中だけではなく、全身疾患との関連性もあります。
関連性が報告されているものとして次のものがあります。
重度の歯周病の場合、軽度の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している率が5倍高くなります。
歯周病菌の作りだす物質が血液中に流れ動脈硬化を起こすのではないかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となります。
健康な人に比べ心臓病発症の危険率が2.8倍といわれています。
低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告があります。
また、妊娠中の歯周病をそのままにしておくと早産の確率が高まります。
他にも「肺炎」「脳卒中」などとの関連性が指摘されています。
研究が進み、今や歯周病は、お口の中だけの病気ではないというのが専門家の共通認識です。「歯周病=歯を失う」という認識ではなく「歯周病=命にかかわる場合もある」という認識の転換が必要です。
なんだか怖いお話しになってきましたが、しっかり検査・治療をしてくれる歯科医院をかかりつけ医院とし、定期的にお口のメンテナンスをすることで歯周病を防ぐことができます。
信頼できる医院をあなたの目で見極めてください。
当院は、自信があります。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。